
受講生(中島ユミ様)にインタビューを行いました!(オンライン医療翻訳講座1編)
Q1. 弊社の「医療翻訳講座」をどこで知りましたか?
主催元であるメディカル・トランスレーション・サービス(MTS)様のSNSをフォローしており、そこで知りました。

Q2.「医療翻訳講座」を受けてみようと思ったキッカケはなんですか?
この講座を知った頃、私は翻訳スキルの向上のために何をしたら良いのかが分からなくなっていました。もちろん英語もこの分野の知識についても勉強すべきことは多々あるのですが、在宅フリーランスの場合、自分の成果物に対する客観的な評価考察が難しいため、問題点の抽出も困難となりがちです。その結果、翻訳スキル向上のために必要となる勉強の方向性と優先順位がわからず、迷走の一途を辿っていました。この講座が少人数制で、他の参加者の方と共に対面でご指導いただけると知り、自分の問題点を具体的に理解し、対策を立てるために受講しようと思いました。

Q3. 39,800円と、やや高額な商品だったと思いますが、躊躇いはありませんでしたか?
受講にあたり、少し考える時間を取りましたが、それほど悩むことはありませんでした。この講座の存在を知る前に、MTS様の『お試し版CER講座』を受講しており、訳の最適解を提示するだけではなく、そこに至る考え方、訳出の過程について詳細なアドバイスをいただきました。まさにこれが自分の求めていたものであったことから、引き続き他の講座の受講も検討している最中だったので、講座内容に対する不安はなかったことが大きな理由です。いろいろなことに躓いている現状を少しでも打開したいという思いもありましたし、今後少しでも良い仕事をするためには、学びに掛ける金額を惜しむべきではない、とも考えていました。正直に言うと、経費として計上できるし、という開き直りのような気持ちがあったことも確かです。実際に受講し、得るものが多々ありましたので、その価値は十分にあったと思っています。

Q4. 普段はどのような案件に取り組まれていますか?
治験関連文書、特に治験実施計画書、同意説明書、治験契約書が主なところで、その他、治験薬概要書、医療技術評価、社内研修資料、書評などもご依頼いただくことがあります。

Q5. 実際に受講してみて、「良かった点」を教えてください。
まず、講師の先生だけではなく、他の参加者の方がどういう過程で訳出するのか、どういう点に疑問をもっているのか、ということを知ることができ、自分とは異なるアプローチや考え方による原文の解釈に、視野が大きく広がりました。
さらに、日々クライアント様と接していらっしゃるご経験に基づいた先生のアドバイスにより、辞書的、文法・用法的な正しさを踏まえた上での、文脈とその文書のニーズを捉えた訳文、言い換えれば、商品性の高い訳文を、学ぶ機会となりました。
また、大人数の勉強会や通信講座などでは、間違っている、または不適切な訳語訳文に焦点が当てられますが、この講座では、褒めていただけることもあり、考え方の方向性や工夫に多少なりと確信が持てました。単純に嬉しいということもありますが、良い部分がわかると、その訳に至る過程を他でも応用することができますし、相対的に問題点や至らない点がより明確になったように思います。

Q6.「医療翻訳講座」を、どのような方にお勧めしたいですか?
講座概要にも記載されていますが、翻訳の実務経験のない方よりも、多少なりと実際の案件を経験していらっしゃる方の方が、納得し腑に落ちるものがあると思います。私のように迷走しまくっている方にはもちろん、より向上したいとお考えの方にも適しているのではないかと感じました。

Q7. 成績優秀者として「トライアル免除での合格」となりましたが、そのときのお気持ちをお聞かせください。
まず、その旨が記載されたメールの宛名を確認しました。自分のできていないところが浮き彫りになり課題が見えてきたことは期待通りでしたが、不甲斐なさと至らなさに頭を抱えることも多々あったため、登録に関しては諦めの境地でしたので。それと同時に、この好機を逃したくないと考え、身が引き締まる思いとモチベーションがより一層高まった瞬間でもありました。

Q8. その他、ご感想やご意見があればお聞かせください。
どんな仕事もそうですが、続ける限り、学びを止めてはいけないと考えています。AIが日々進化を遂げる今の時代ですが「マンパワーでなければ、この翻訳はできない。依頼して良かった」と言っていただけるよう、精進を重ねていこうと思っています。